子供と飼い猫による合わせ技(発情期を添えて)を深夜に食らう

寝室の前で猫が鳴き、それを聞いて起きてしまった子供がリビングの私のところまで、なぜ隣で寝ていないのか、との抗議をしに泣きながらやってくる。それが三度。

本日の0時~2時頃の話だが、その時点で諦めて寝た。それを踏まえて、今夜から寝室にPCを持ち込み、そこで作業することにした。最初からそうしていればよかったのだが、石油ストーブのあるリビングの快適さに中々、勝てなかった。

石油ストーブは昨年より導入したが、これまでエアコンを使っていたのは何だったのかと思うほどの暖かさ。温度調節はできないから、暖かい日はつけていると暑くて死にそうになる。消せばいいのに、冬にそのクラクラする暑さを堪能したいというか、そんな感じでほぼ、付けっぱなしだ。

話が逸れたが、我が家の飼い猫(オス、6歳)はよく鳴く猫である。去勢済みにも関わらず、発情期になると毎朝、毎晩、鳴いて家の中を走り回り、外に出たがっている。365日、そんな感じではあるのだが、発情期は頻度や鳴き方も5割増し程となる。しかも体が大きいことが関係しているのか、本当に鳴き声が大きい。我が家の人間はこの時期、寝不足に陥る。そして、作業をしたい時に子供が起きてくる羽目になる。

そんな、はた迷惑な飼い猫ではあるが、私も元夫も猫に対し、「本当にお前はうるさい猫だねぇ(猫なで声)」と言うぐらいで終了する。顔も体格も男らしい、あまりかわいらしくはない猫ではあるが、やはりウチの猫は世界で一番かわいい。

そして、朝方と夜中はかなりのKY猫と化すが、昼間は傍若無人な子の振る舞いに対しても、決して爪を立てたり唸ったりしない、優しい紳士な猫なのだ。子に変な体勢で抱かれても、変な触られ方をしても決して怒らない。ある程度、子に触らせた後、子の手の届かない高いところへ逃げるだけだ。家具や壁に対しても、ほぼ爪を立てない。安物の座椅子にキャットタワー、爪とぎのダンボールで爪を研ぐぐらい。

しかも昨日は3回目に子供が起きてきた時、さすがに猫に物申したくなり、猫に「騒いじゃダメだよ」と指差しながら言ったら、その後は寝室まで騒ぎに来なくなった。注意されたとわかったんだと思う。何て賢いんだ、ウチの猫!と書いた矢先に、今また鳴きながら寝室の方までやってきた。褒めた意味。

子供も子供で今朝方より熱を出しているため、それもあって眠りが浅くなっていたらしい。先ほどもムクリと体を起こし、少し離れた私の膝のところまで来て、また寝始めた。かわいいが邪魔くさい。

こうして面倒をかけられるからこそ、かわいさもひとしお、となるのか。そういうシステムなのだな、と思う。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください