次世代育成転居助成(引越助成と家賃補助)の予定登録申請をした

次世代育成転居助成は新宿区の場合、子育て世帯が新宿区内の民間賃貸住宅から別の民間賃貸住宅へ引っ越す際に、引越し料金(10万円まで)と、家賃の差額分の助成(月最大3万5千円まで)を2年間してくれる。(2019年2月時点)しかも、ひとり親の場合は一部の規定も緩和される。まさしく、私のための制度と言っても過言ではない。23区内だと千代田区も同じような制度があるよう。 離婚届を提出し、受理された直後にその申込をしてきた。この申込を円滑に進めるために、離婚届の提出も含め、区役所の本庁舎へ行ってきたのだ。(近くの出張所では離婚の事実が住民票などに反映されるのに時間がかかる)

タイトルに予定登録申請と書いているが、この助成の申請は引っ越し前の予定登録申請と引越し後の本申請に分かれる。引越し後に予定登録申請をしても助成の対象にはならないので要注意である。また対象となる世帯、助成と対象となる現住居と転居先住居にも規定があるので、ここも事前の確認が必要である。

私の場合、現在は元夫の両親が所有する二世帯住宅の1階を間借りして住んでいるので、離婚前の状態だと、現住居の規定(二親等以内の親族が所有する物件でないこと)に引っかかるが、離婚後であれば問題はなくなる。事前に電話で住宅課の担当の方に相談し、申請は離婚後に、ということを教えてもらっていた。申請に必要なものは新宿区のサイトを見ていただきたいが、私の場合は現住居が民間賃貸住宅には当たらないため、提出する書類に手間がかかった。元夫の両親には家賃を手渡ししている上、賃貸借契約書を取り交わしていない状態だった。それでも、現住居の不動産登記上の所有者と、元夫の戸籍上の父の名前が一致することがわかれば、問題ないとのことだった。ということで、賃貸借契約書の代わりに、戸籍謄本と登記事項証明書を提出することとなった。

戸籍謄本は離婚前に取得した。離婚後も子が夫の戸籍に入ったままなので、夫の戸籍謄本を取得できなくもなかったが、代理人申請など必要になるかもしれず、面倒くさそうなので、離婚前に取っておいた。
問題は登記事項証明書だった。

不動産登記の証明書は登記・供託オンライン申請システム 登記ねっと 供託ねっとで申し込みをすれば、郵送してくれるのだが、検索で現住所を入力しても、全く出てこない。後々、地番と住所は違うということを理解したのだが、何事においても無知は罪だな、と再確認した。最初から法務局の出張所へ行って相談した方がよかったかもしれない。

それと、家の地番をどうやって調べるのか。住所がわかれば、地番もわかるというわけでもない。それについてはまた別のサイト、登記情報提供サービスで調べることができた。
ここで、前者のサイト(登記・供託オンライン~)との違いを説明しておくが、前者では証明書がもらえるが、その内容をWeb上でチェックすることができない。後者のサイト(登記情報提供~)では、地番を地図上から探すことができ、内容もPDFで出力されてチェックすることが可能だが、それをプリントアウトしても証明書としての効力がない。前者と後者のシステムは見た目がほぼ同じなのに、前者は法務局が運営、後者は一般財団法人 民事法務協会が運営。しかも、両方でそれぞれ料金を取られる。

これ、一元化できないのか。無理に分けて、お金を取ろうとしているように見えるが、勘違いだったら申し訳ない。天下りの香りもプンプンするが、これも勘違いだったら申し訳ない。

話が逸れた。次世代育成転居助成の話に戻り、上記以外の提出書類は区役所で全て交付することができた。新たにひとり親となる家庭ではあるので、その他にも離婚受理証明と、離婚後の住民票も取得。全部持参した上で住宅課に行き申請、助成額の試算もしていただいた。現住居で賃貸借契約がない場合は、私の前年か前々年度の年所得を12分割した内の30%を現住居の家賃と定めるようで、私の場合は約5万円と試算され、家賃によっては月最大のほぼ3万5000円を助成してもらえることになりそう。

この助成を受けられると仮定し、助成対象となる転居先住宅の規定を含めて物件を探しているのだが、共益費・管理費を含めて家賃9万円程度、新耐震設計基準(1981年の)に適合かつ、住居占有面積が30m2以上となると、数がかなり少なくなるが、ないことはない。

これから引越しシーズンで、物件もどんどん埋まり、なくなっている状況なので、助成が決まったら、すぐ決めて引っ越すか、本申請期限の3ヶ月先まで十分に物件選びをしてから、引っ越すか迷っている。というか、物件を本当に借りられるのかが心配。不動産屋に行く時は、元夫を連れて行こうとは思っている。それだけで不動産屋の対応が変わるから。以前に不動産屋に電話で相談してみた際に、シングルマザーと言うだけで、シャットアウトな対応をされたことが気にかかっている。ダメそうだったら、区の住宅斡旋相談にも行ってみようと思っている。

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