40代で正社員を目指す:転職エージェントの利用とその結果

40代は転職サイトより、転職エージェント。これが私の結論だ。

転職サイト(自分はマイナビ転職、Green、Find Jobを利用した)は20代~30代がメインの対象だと思われる。ただ、中小企業で前任者が辞めて急募しているようなところ(求人要項には書いてないところも多いが、一次面接時に何となくわかったりする)には引っかかる。結果、2社から内定をいただいたが、1社は信用ならないと思い、内定受諾後に辞退、1社は就業する会社の評判は悪くなかったものの、グループ会社の元締めの会社の評判が悪く、そこも辞退した。

転職エージェント(自分はギークリー、クリーク&リバーを利用)はとにかく数を打ってくれるのと、自分では思いもしなかったような企業に応募できる。ギークリーは最初に自分の希望などもおかまいなしに、50社程に応募させられたが、私にはそれがよかった。そこで書類選考に通ったのは4社。一つは内定受諾をしたWeb制作がメインのA、一つは人材派遣がメインのB、一つはWebマーケティングがメインのC、一つはシステム開発がメインのDで、どれもWebディレクター職種での募集。A、B、Cは一次面接を通過し、Dは他の二次面接と日程がバッティングしたため辞退となった。二次面接では、Aのみ内定が出、Bは2週間待っても結果保留状態、Cは不通過となった。(クリークは1件、1件、合う合わないを厳選して応募させるので、数は打ってくれない。40代なので、合う企業も少ないし、打っても書類選考ではじかれる。)

普通は一次面接の通過の方が厳しく、二次面接(最終面接)の通過の方が易しいはずなのに、二次面接でダメになってしまった原因は、一次面接時に伝えた情報が、二次面接時の担当者にほぼ伝わっていない、というところを理解していなかったこと。

Cが不通過となったのはまさしくそれで、一次面接で質問されて答えたから大丈夫だろうと思っていた、「いざという時は子供のお迎えや預かりを義理の実家に頼めるので、残業できます。」の一言を二次面接で伝えず、いざという時に残業できないから、という理由で不通過となってしまった。他にも理由はあるかもしれないが、エージェントから伝えられた理由はそれ。志望度は一番低い企業だったので、不通過となってもよかったが、通過した上で内定お断りしたかった。何様だ、と思うだろうがこれが本音だ。

Bが保留となってしまったのは、第一志望で緊張し過ぎてしまったことが原因だと思う。女性特有のPMS(月経前症候群)の時期に重なったのもあったせいか、敏感で内向的なところが前面に出てしまった。自分のアピールや会話も中途半端に。最後に先方のサイトで見つけた誤字や脱字、気になった点を軽くまとめた資料をお渡しして説明したが、そこは高評価だったと思う。

一番大事なのは、とにかく数を打つ。書類選考なんて10~20送って、1つ通るか通らないか。そんなことでめげている暇はない。転職サイトで自分で吟味するより、転職エージェントに企業選定を任せて応募、書類選考に通ったところを調べて、第一志望、第二志望とすればよい。吟味するのは、内定が出てからだ。それまでは応募しまくって、企業を研究しまくって、面接を受けまくればいい。エージェントのせいにする時間があったら、自分がすべきことをした方がいい。結果、契約社員に収まる予定の人間の言うことに説得力を感じないかもしれないが、失敗したからこそわかることもある。

ちなみに就業予定のAは契約社員での採用だが、賞与あり、各種手当がなく基本給のみの設定(賞与を低くおさえたいからこそ基本給が安いわけだが)、コアタイムなしのフレックス制、5年を待たずして無期雇用契約になる可能性が高い、1分単位で残業代が出る、完全なるチーム制で急な休みや遅刻・早退にも寛大らしい、といったところは子持ちの人間にとっても、そうでなくてもありがたい話ではある。とにかく1年は頑張る予定。

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