群馬で音楽三昧な合宿

群馬の山間で趣味の音楽の集まりでの合宿。涼しいかと思ってたのに、全く涼しくなかった。2日間しか参加せず、一泊もしなかったが、それなりに打ち込めたかな、と。

で、合宿でのショーの仕上がり具合と言えば、形にはなったかな、という程度。精度が全くもって低い。テンポの要が要になっていない。趣味の音楽の集まり、と書くのも面倒臭くなってきたので、もうマーチングバンドと書いてしまうが、そのマーチングバンドのテンポの要となるのがバッテリー・パーカッションで、ドラムをぶら下げ、歩きながら叩いて演奏するパートである。

その中でもスネアドラムのセンターの足や手を見て、ピット・パーカッション(自分のパート。唯一歩かない)はテンポ、リズムを合わせるのだが、今年のセンターがセンターの自覚なく、コンテも適当に覚えた状態でフワフワと歩き回り、全く指標にならない。しようがないので、テナードラムの頼りになるアラフォー仲間を指標にしているが、アラフォー仲間の立ち位置がイマイチ、見えにくい場所なのだ。

ちなみに30m四方を動き回る他のパートの演奏は、動かない我々のパートにはオンタイムで聞こえてこないことが多く、その演奏に耳で合わせても客席にはズレて聞こえてしまう。

そこでセンターのヤツに、お前を見て合わせてるんだから、ちゃんとコンテ覚えろ、お前ホント舐め過ぎ、的なことを真面目に伝えてみたところ、「自分のこと見てくれてるんですか」という返答。来週までに覚えてきます、とかじゃない。前から会話をしていると自分の頭に「?」が浮かぶことが多かったが、未知との遭遇とはこういう事を指すのだろう。高校時代のコーチみたい、とも言われたが、そのコーチには事あるごとにお前舐めてるよな、的なことを舌打ちと共に言われ、呆れられていたらしい。そのコーチと握手したい。

フワフワセンターは器用すぎて大抵のことが適当にやっても出来てしまうからこそ、世の中舐めちゃってる系に落ち着いていると思われる。昔、高倉健か、と言われた実績のある、不器用な自分としてはうらやましくもあるのだが、物事に打ち込めないでいる姿はうらやましくない。

こう、マーチングについては偉そうなことを書いてはいるが、仕事になると、舐めてやっちゃってた自分がいる。舐めてたつもりもなかったのだが、結果的に舐めてた。もうそんなことはないけども。仕事で身を立てようと思ってなかったことも大きいが、今まで周りに仕事で尊敬できる人がいなかったのも大きいかもしれない。パイセン、マジ偉大。

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